JAXAがセスナ680を導入 2011年度に引渡し

GW前の発表だったらしいが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、ジェットFTB(Flying Test Bed)としてセスナ680(サイテーション・ソブリン)の導入を決定したというニュースが業界紙にあった。

契約相手方は日本エアロスペース、調達価格 20億3595万円。
2011年度初頭に引渡しを受け、三菱MRJの装備品に関わる飛行試験や、同機の飛行試験随伴などを計画しているほか、その後は、現在のDo228(Mu-PALα)に代わるインフライト・シミュレータとしても利用するという。

検索してみたら、JAXAサイトのプレスリリースにはなかったが、他のサイトに簡単な記事が掲載されていた。

つくばサイエンスニュース
【2009年7月4日追記】
航空科学技術委員会における報告資料「ジェット飛行実験機の導入と今後の活用について」が、プレスリリースのページに掲載されている。
産業界からの要望もあるのでFTBのニーズは理解できるのだが、機種選定そのものの経緯については、この資料でも全く触れていなかった。(笑)