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日本の民間登録航空機データベースのブログ

aerolabのYS-11は再びJAナンバーで飛行できるか?

国交省航空局からYS-11の払い下げを受けたaerolab社のFacebookによると、機体を米国に運んで「正式な」耐空証明を取得したい意向が示されている。

現在、同機は日本国の耐空証明を失っているため、名義上の所有者を米国籍として米国の耐空証明を取得しているが、どうやら耐空類別はExperimental区分にあるSpecial類別で、”Vintage and Experimental Airplane Groups”に分類されているようだ。

この耐空証明は米国独自の特殊なもので、原則として米国航空局からの輸出耐空証明も発行されない区分である。
aerolab社のいう「正式な耐空証明」というのは、このExperimental区分ではなく、一般的な耐空証明に相当する、Standard区分の耐空証明を指しているのだろう。

もし、本機が米国でStandard区分の耐空証明を取得できれば、輸出耐空証明を伴う日本への逆輸出も可能となり、所有者を日本人(日本法人)の名義に戻せば、再びJAナンバーを回復することもできる。
このYS-11は日本では唯一の民間フライアブル機である。ぜひ再び日本国籍(JAナンバー)で日本の空を飛んでほしいものだ。

2015年6月の登録機動向


【新規登録(9機)】
 JA837A B787-9  34526 ANAホールディングス  成田国際空港 6/ 1
 JA15KP AW139  41402 三井物産エアロスペース 鹿児島空港 6/ 9
 JA861J B787-9  35422 日本航空       成田国際空港 6/10
 JA01YK SR22T   0920 川畑眼科医院      鹿児島空港 6/23
 JA11RJ CL-600-2C10 10344 エス・エル・ミュー  仙台空港 6/24
 JA815P A320-214 6640 全日空商事リラリーシング
                        関西国際空港 6/24
 JA01TC SR20   2268  Japan General Aviation Service
                         鹿児島空港 6/25
 JA836H EC135P2+ 1187  ABHジャパンRG      神戸空港 6/26
 JA841J B787-8  34855  日本航空       成田国際空港 6/29
【抹消登録(4機)】
 JA3857 セスナ172RG 川畑善之      航空の用に供さない 6/ 1
 JA9457 ベル206B  日本フライトセーフティ アメリカへ売却 6/ 9
 JA9575 ベル212   海上保安庁        カナダへ売却 6/17
 JA8941 B777-300  日本航空        アメリカへ売却 6/19
【移転登録(15件/13機)】
 JA62NH AS365N2  オールニッポンヘリコプター ←全日空商事 6/ 2
 JA704J B777-200  日本航空  ← FKラピドリーシング、他 6/ 4
 JA102B G102クラブ・アスティアーIIIb 野尻宜寛 ←大倉俊彦 6/10
 JA018W ベル412EP  九州自動車リース ← 西日本空輸    6/11
 JA3926 セスナT210N 藤井健夫     ← 松原六郎     6/11
 JA161Y EC120B   エコシステム   ← 植田喜久子    6/15
 JA520H R44II    ディーエイチシー ← 菊池雅彦     6/15
 JA779N R44II    SGC佐賀航空    ← 佐銀リース    6/15
 JA779N R44II    ちくぎんリース  ← SGC佐賀航空    6/15
 JA388N ビーチB300 ノエビア   ← 伊藤忠アビエーション 6/16
 JA2186 クラブリベレ205 齋藤岳志   ← 前川茂      6/23
 JA001K R44II アルファーアビエィション ←エスケープラント 6/25
 JA4577 ビーチA36  東銀リース   ← IBEXアビエイション 6/25
 JA001K R44II  スカイオート ← アルファーアビエィション 6/29
 JA916A S-76D    海上保安庁   ← 三菱商事      6/30

予約登録では、川崎重工がMBB式BK117D-2でJA02BKを予約した。BK117D-2は、ヨーロッパではユーロコプターH145(旧EC145T2)として販売されている機種である。本型式は川崎重工による型式証明を取得していないため、登録型式もMBB BK117D-2となる。登録予定は2016年2月。
そのほか、ユーロテックジャパンがA109EでJA16KGを予約(JA50KGは予約キャンセル)、エアロビジョンがSF25CファルケでJA275Hを予約、ABHジャパンがEC135P3でJA161Tを予約した。EC135P3型は本邦初の導入となるが、使用予定者は東北エアサービスとなっている。
エアラインでは、琉球エアコミューターがDHC-8-402でJA81RC~JA85RCを予約。登録予定は2015年12月~2017年12月。また、日本トランスオーシャン航空がB737-800でJA01RK~JA12RKを予約。登録予定は2016年1月~2019年6月となっている。